警察の雑務ぶり
私よくドイツでも
彼と一緒に日本のドラマ見てるんですが
(英語字幕つきw)
ドラマのような強烈な殺人事件の捜査なんて
かけ離れすぎているほど
普段の警察の仕事って地味やなあ~と。
スキミング被害で警察にいったとき
午後3時頃だったんですが
責任者が出ていて
帰ってくるまで20分ほど待っていました。
その短い間に警察を訪れた人たちよ・・・
「私のカバンの中に、入れたはずの薬が入ってないのよ」
と警察を訪れ
「横のポケットとか全部見た?きっと入ってるでしょう」
と婦人警官に言われて、カバンをひっくり返して中身を床にぶちまかす
明らかにアル中かヤク中の金髪オバアサン。
「自転車が盗まれたのだけれど、探してもらえるかしら?」
と来た中年のおばちゃん。
「どこで盗まれましたか?」の質問に
「息子の家の近くで・・・・・・」と話を聞いてみたら
ずいぶん遠くの町である。
「盗まれた場所の警察でまず手続きしてくださいね・・・」と答える婦人警官。
その他も次々と色々な理由で警察を訪れる人々。
そこに責任者が帰ってきました。
次々と私たちを振り分け
私には供述を作るために、二重ガラスで防弾された隣の部屋に通され
別の警官がつきましたが
その時にちょうど来たアラブ系の若者。
責任者が
「何かありましたか?」と聞くと
「ちょっと個人的にあなたとお話したいんですが・・・」と若者。
責任者 「ここは個人的な場所だ、何がありました?」
若者 「身の危険を感じています。守ってくれませんか?」
お?(@_@)
責任者は、なんとなくあきれた表情をし
「ここは警察なので、今安全は守られているからちょっと待ってて」と言い
いったんその場を去った。
私が警官と供述書を作っている間
一緒に来てくれていた彼が
責任者と危険を感じた若者の話を聞いていたらしい。
要はこうだった。
ある友達にお金を借りたら
借りた額より多く返せと
まあまあ怖い感じにせまられているらしい。
(*´ω`*)
責任者は説得し、若者は帰って行った。
もちろん護衛なし(笑)
「毎日こうやって訪れる人の顔見て話聞いてたら
すぐに対応するべき案件とそうでない案件、
顔みただけでもすぐわかるんちゃう?」と彼。
警察は雑用が多くて大変そうやなあと
たった一瞬、いただけの私でも同情的に見てしまったのでした。
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